銀行印って結局なんなの?どんな時に使うの?
預貯金の保全のために印影(いんえい:印鑑を押したもの)を銀行(郵便局、信用金庫、農協)に届けてある印鑑の事です。
引き出したり、借り入れ(^_^;たりするためのものではなく、お金を守る『金庫のカギ』の役割ですよね。)
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銀行印にできるハンコの規格は?
大きさについては通帳に入りきらないほど大きいとかでなければ大抵、大丈夫でしょう。
キャラクターやマークなんかが入っててもたいてい大丈夫です。ただし、市販されてるキャラクターのはんこだと同じ物を手に入れられますから不安ですよね。注文して作った『イラスト+名前』を彫ったものだったらOKでしょう。要するに『ただ一つのこのはんこ』である事が条件だと考えてよいと思います。
ただしゴム印やシャチハタ印などは材質がやわらかいので安定した印影が得られにくく、また磨耗しやすいですので断られるはずです。
外枠は欠けていても受け付けてくれるでしょうが、欠けた部分から次々と欠けて行きますので、次に印鑑が必要な時に「ハンコが違います」って言われる原因になるかもしれませんね。
カードを使うことが多くなりましたがが、重要な場面(住宅ローンや給料の振込み手続きなど)では、『銀行に登録した取引印鑑』が必要なはずですからそれなりのものをご使用いただけます様お願いします。
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銀行印にお勧めの大きさ、規格は?
一般的な認印が10mm〜12mm丸くらいですので、予算の制約がある場合でも12mm丸以上をお勧めします。実印が15mmの方は12〜13.5mm、実印が16.5mmの方は13.5〜15mm、実印が18mmの方は15〜16.5mmくらいが良いでしょう。
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実印とどう違うの?
銀行印は改名した名前(通称)やニックネーム、マークなどが入ってもたいてい登録してもらえます。(保証はできませんので金融機関でご確認をお願いします。)
また、個人事業者でも(法人でなくても)取り引き用印鑑として屋号を彫ることもあります。
家紋やロゴマークを入れておられる方も居られます。
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既製品じゃだめなの?
万が一、通帳を落として拾われた(あるいは盗られた)場合、そこいらで売っているハンコを捺してあれば『ご自由にお使いください』状態になりますよね。
現実に他人でない人(まあ、はっきり言って家族ですね)が通帳を店頭に持って「これと同じハンコ下さい」って来られる事があります。
オーダーメイドの印鑑なら「おなじハンコを作ってください」と言われても「同じ物を作ってはいけない事になっています。改印をして下さい」って対応するのですが、既製品のみとめ印なら「ご本人ですか?」とまでは確認できませんよね。(なるべく注意はしていますが)
念の為に通帳と印鑑は別々に保管するようお勧めします。
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